リビングルーム

街の一角に「居間」があらわれる。 居間の内装は、地域を巡り出会い、集めた家具によって構成され、その家具は物々交換によって他の家具と取り替えられていく。人々との交換によってつくられ変わっていく内装。内装にあわせて居間での過ごし方も変化しつづける。 「リビングルーム」は居間でもあり、家具交換の店でもあり、周りの日常に対する映し鏡のように、営業をはじめた。

2010年12月1日水曜日

人は集まって





















最終日の次の夜、またリビングルームに街の人は集まる。
これまでの五ヶ月間を思い出しつつ。集まり話すこのリビングルームは、
もう物々交換は行われない。それでも人が集まって居る。
物々交換はついでであるというその本意はこうなってみなければ体感できない。
最初は伝わらないのが当たり前。
街の人が集まる盛り上がりと、いつもの日のここでの静かな出会いの数々に、乾杯が行われた。


北澤

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