リビングルーム

街の一角に「居間」があらわれる。 居間の内装は、地域を巡り出会い、集めた家具によって構成され、その家具は物々交換によって他の家具と取り替えられていく。人々との交換によってつくられ変わっていく内装。内装にあわせて居間での過ごし方も変化しつづける。 「リビングルーム」は居間でもあり、家具交換の店でもあり、周りの日常に対する映し鏡のように、営業をはじめた。

2010年9月30日木曜日

離れて行く

リビングルームを去る。アルバムのまとめを終えたのが出発の30分前。いつも出発の日はバタバタする。5日間の店番、落ち着いてきた頃に出る、いつもそのような感じだ。毎回くるたび驚かされ、考えさせられる、関わる人達に私はリビングルームを見せつけられている。次くるときを想像して、離れる。

入り口にはリビングルームの新アイテム、ウォンテッドカードが貼られています。つくられる居間だけでなく、つくっていく居間へ。店番の方、時々このカードをつくって、このカードをもって、近くの人に会いに行ってみてください。

あと2ヶ月、まだまだ「居間」の営業はつづきます。


北澤潤

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